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『SiteTracker のページ経路サマリについて』

ページ経路はどうやって解析しているのか? アクセス解析において、訪問者のサイト内のページ遷移の傾向を解析するものとして、「ページ経路」があります。 今回はSiteTrackerのページ経路サマリについて書きます。 では、その「ページ経路」ってどうやって解析しているのか? SiteTrackerのページ経路サマリは、訪問の開始ページから、(デフォルト設定で)5ページまでの経路傾向を集計しています。

『サイト全体をざっくりと捉えるシナリオ分析』

ページ経路を細かく追うよりも、まずはサイト全体のシナリオ分析 訪問者がサイトに訪れる「目的」があるように、サイト側にも訪問者のモチベーションに応じたコンテンツの「役割」があります。 そのコンテンツの役割を「サイトのシナリオ」として捉えた分析は特に有効ではないでしょうか。 よくサイト内の訪問者の動線(ページ経路解析)を細かく分析したいという相談を受けますが、訪問者の細かいページ経路を追いかけても、その労力の割りには得られるものが少ないと思われます。 Web担当者フォーラムの衣袋さんの記事にも書かれていますのでぜひご参考下さい。 『ユーザーのサイト内行動をどう分析するか?——回遊分析(2) [アクセス解析tips] (Web担当者フォーラム 衣袋さんの記事)』 訪問者はその時々のモチベーションによってサイト内の行動パターンは無限にあり、典型的な遷移パターンは存在し難い ということが言われています。

『手続きのコンバージョン分析 ~SiteTrackerの2つのシナリオ分析~』

コンバージョンに影響してくる手続きステップ Webサイトの中における目的(GOAL)として、資料請求や会員登録、商品購入など訪問者にアクションをとってもらうことがあります。 コンバージョンを上げるのに、これらの資料請求手続きやカート手続きのステップには特に神経を使う部分ではないでしょうか? 右の図でいうと、手続き開始ページの部分から完了ページまでの流れのところですね。 今回はその手続きステップにポイントを絞ったシナリオ分析について、図の「手続きページ→完了ページ」の部分をどうやって分析するべきか、SiteTracker8のシナリオレポートによる2つの設定によって解析結果の違いをみながら確認してみたいと思います。

『何がちがう? 「参照元」と「最初の参照元」 』

訪問者がサイトに来るキッカケとなった参照元が「最初の参照元」 SiteTracker8の基本レポートに「参照元」サマリと「最初の参照元」サマリがあります。 これ、何がちがうかって言いますと 「最初の参照元」サマリは、最初にサイトに訪れた時の参照元のレポートです。つまり新規訪問者による訪問時の参照元を集めたレポートということですね。 それに対して「参照元」サマリは、全訪問に対する参照元を集めたものになります。新規訪問の時の参照元も含まれます。 ということで、「最初の参照元」サマリでは、特にそのサイトに訪れるキッカケとなった参照元は何?ということが分かるレポートです。

『参照元の検索キーワードとサイト内検索キーワードのクロス分析』

サイト内検索ワードとの組合せで、より具体的なニーズを探って見よう! Webサイトの「機能」として「サイト内検索」を用意されているサイトは多いですね。 快適にサイトを利用していただくためにも必要な機能でしょう。 今回は、そのサイト内検索のキーワードを参照元の検索キーワードとクロス分析をおこなって、訪問者のより具体的なニーズを探ることができないか検証してみます。

『SiteTrackerでの訪問数(セッション)の定義』

SiteTrackerでいう「訪問数」とは? 解析レポートによく出てくる指標として「訪問数」があります。 この「訪問(セッション)」はどのように定義してカウントしているのでしょうか? この図で示す通り、 訪問者がサイトに訪れた時から訪問が始まり、ページを遷移(リクエスト)するまでの時間が30分未満、さらに次のページへの遷移がそこから30分未満であればひとつの「訪問」がつづきます。 そして、そのサイトを離れるか、または次のページをリクエストするまでに30分以上経過すると、そこで「訪問」が終了します。 図では、ページC→ページDの間が30分以上過ぎたため、1訪問はここで終了。ページDからは2訪問となります。 SiteTrackerのセッション化の設定画面をご覧下さい。

『SiteTrackerのフィルタ機能の基本を知ろう』

解析データのセグメント化に「フィルタ機能」は欠かせない SiteTracker8にはデフォルト表示で32種類に加え、設定などによってできる基本レポートテンプレートが40種類以上(計70種以上)用意されています。 これら基本レポートだけでもいろんなことが分かって来るのですが、やはりある程度はセグメントしていくことで、より具体的な改善策を導く仮説を立てることが可能となってくるのではないでしょうか。 それに必要な機能は「フィルタ」です。

『入口ページ別の訪問の深さを解析してみる』 SiteTrackerカスタムレポート

Webサイトはマルチエントランス 検索エンジンの発展とともに、検索してWebサイトに訪れる訪問者はいろんなページが入口となって訪問する傾向が高くなりました。 このようにサイトの全てのページが入口となる可能性があるという考えを「マルチエントランス」といいます。 今は、このマルチエントランスの考えを意識してWebコンテンツ制作やSEO対策を行うようになってきています。 つまりWebサイトにおいて入口となるページは重要であり、アクセス解析で検証する上でも入口となるページの状態を計測することは必要なことでしょう。 一般的に最初の閲覧ページ(入口ページ)の解析では、そのページの訪問数や直帰率、そのページの参照元やキーワードなどが挙げられます。 今回は、ちょっと面白いレポートを作ってみましたのでご紹介します。

「ユニーク訪問者」と「新規訪問者」「リピート訪問者」の関係(SiteTrackerのリピート訪問者サマリの見方)

リピート訪問者とその割合 アクセス解析の中で重要となる指標のひとつに「リピート訪問者率」があります。 SiteTrackerでは同一(ユニーク)の訪問者が、ログを解析させた期間内に2回以上訪れた場合に、その訪問者は「リピート訪問者」としてカウントされます。 サイト訪れたユニーク訪問者に対するリピート訪問者の割合を示したものが「リピート訪問者率」です。 リピーターとなった訪問者の割合ですね。

『解析に不要なアクセスを徹底排除(アクセス解析ツールの事前準備)』

アクセスログ解析ツールのPV計測方法を知る Webサーバのアクセスログにはロボット・スパイダや画像のアクセスログ、その他様々な情報が含まれています。 サーバログの解析ツールの場合は、ツールの仕様や設定によってPV数や訪問数の計測から除外されているものやそうでないものもあったりしますので、使用される解析ツールの仕様はよく確認することはとても大切になります。 (図: 除外するページ設定画面) また、クローラ(ロボット・スパイダー)などのアクセスは、あらかじめSiteTrackerで設定されている「ロボット・スパイダ」として別集計を行っています。(図: あらかじめSiteTracker8で設定されているロボットスパイダ設定画面とGooglebotの設定サンプル) SiteTrackerはあらかじめ決まった画像ファイル等(gif、jpg、png、css、js、class)のアクセスログデータは「PV数」としてカウントしないようになっています。 SiteTrackerの良いところは、この「ロボット・スパイダ」を別集計し、ロボット・スパイダーの解析レポートが用意されていることです。 ロボット・スパイダーがどのような頻度でサイトに訪れ、またどのページを閲覧していったのかが分析できます。 解析データの整理が必要 サイトによって訪れるクローラーは異なる!んですね。 そのため、解析ツールで設定されているクローラーだけでは不十分な場合があります。 一度アクセスログを解析したら、次は解析データの整理が必要になります。 基本的にアクセスログを解析する上で、除外して解析すべきものとしては以下のようなものがあるでしょう。 ツールで設定されていない「ロボット・スパイダ」 PVとしてカウントさせたくないページ、ファイル等(例:PDF、SWF、ico、textなど) 関係者によるアクセス(例:自社内からのアクセス、コンテンツ製作会社、運用会社・・・など)