スキップしてメイン コンテンツに移動

『何がちがう? 「参照元」と「最初の参照元」 』



訪問者がサイトに来るキッカケとなった参照元が「最初の参照元」

SiteTracker8の基本レポートに「参照元」サマリと「最初の参照元」サマリがあります。

これ、何がちがうかって言いますと
「最初の参照元」サマリは、最初にサイトに訪れた時の参照元のレポートです。つまり新規訪問者による訪問時の参照元を集めたレポートということですね。
それに対して「参照元」サマリは、全訪問に対する参照元を集めたものになります。新規訪問の時の参照元も含まれます。

ということで、「最初の参照元」サマリでは、特にそのサイトに訪れるキッカケとなった参照元は何?ということが分かるレポートです。


例) 同一訪問者Aさんによる参照元が異なる2回の訪問をサンプルに見てみます。
・Aさんが、2009年9月1日、参照元 Googleから、初めてサイトに訪問
・Aさんが、2009年9月2日、参照元 Yahooから、2回目の訪問(9月1日より2回目の訪問)

この場合の「参照元」と「最初の参照元」は・・・
「参照元」
Google
Yahoo

「最初の参照元」
Google

このようにSiteTrackerは新規訪問者として訪問した際の参照元情報を持っており「最初の参照元」としてレポートするようになっています。


リピート訪問者(リピータ)の参照元の変化を見る!

では、こんなレポートはどうでしょう?

これは、リピート訪問者だけの「最初の参照元」と「参照元」をクロス集計したものです。

2回以上繰り返し来訪する訪問者の参照元の変化を見ることができるレポートです。
図のサンプル画像では、初回がGoogleから来て、2回目はYahooから来訪しているものになります。
初めてサイトに訪れるキッカケと、その後はどの参照元から来訪する傾向があるのか?という内容が分かってきます。

とすると・・・
あるサイトに広告を出稿して、そこをキッカケに来訪した訪問者が、商品名を認知して、次回は検索エンジンから商品名を検索して来訪するというような傾向も分かってきます。
このサンプルレポートは、「最初の参照元」×「参照元」×「キーワード」と3段階クロスして解析したレポートです。「(初回訪問)forum.impressrd.jp → (その後の訪問)Google(キーワード:SiteTracker)」

あるサイトの広告

A商品サイト

↓数日後(別の訪問時)

検索エンジン「A商品」名で検索

A商品サイト

これで、「あるサイトの広告」はA商品の認知効果があったことが分かります。

んー、かなりざっくりですが、参照元から洞察するひとつの例をご紹介しました。

コメント

このブログの人気の投稿

『手続きのコンバージョン分析 ~SiteTrackerの2つのシナリオ分析~』

コンバージョンに影響してくる手続きステップ Webサイトの中における目的(GOAL)として、資料請求や会員登録、商品購入など訪問者にアクションをとってもらうことがあります。 コンバージョンを上げるのに、これらの資料請求手続きやカート手続きのステップには特に神経を使う部分ではないでしょうか? 右の図でいうと、手続き開始ページの部分から完了ページまでの流れのところですね。 今回はその手続きステップにポイントを絞ったシナリオ分析について、図の「手続きページ→完了ページ」の部分をどうやって分析するべきか、SiteTracker8のシナリオレポートによる2つの設定によって解析結果の違いをみながら確認してみたいと思います。

解析データの根拠を追求できるSiteTrackerの「ドリルダウン機能」

手探りの解析には限界がある 定期的なアクセス解析運用を行っている中で、解析データの数値に異常値が出たとき、その原因をどこまでどのように追求してますか? フィルタ機能を駆使してセグメント化し、それぞれの特出したデータから推測することも当然必要ですが、ここはまずシンプルに「ドリルダウン機能」を使ってその数値の詳細を確かめることからはじm。 data-gtmクリック data-gtm=’バナークリック,レコメンドバナー_クリック,ボタン01’ data-trackeventnameクリック data-trackeventname="event_click" data-trackeventlabel="TOPボタン_GTM;1"

顧客を知る! アクセス解析でサイト訪問者の特長を掴め!

コンバージョンに至った訪問者の行動傾向をアクセス解析により分析する。 実際にWebサイト上でのGOAL(コンバージョン)に至った訪問者の行動パターンを知ることは、 そのビジネスにおける顧客を知るひとつの手がかりとなります。 アクセス解析を活用することで、自社の製品や商品、サービスに「興味」を持ってくれた、または「購入」してくれた人がWebサイト内でどの情報を見て、どのタイミングで行動(コンバージョン)してくれたのかが分かります。 当然それは、サイトシナリオの組立てやコンテンツ最適化、プロモーションのターゲティングをする上で有効な情報となります。 下の画像は、ユニーク訪問者別に見た「訪問」回数「ページビュー数」それとコンバージョンポイントとなる「問い合わせ」「資料請求」「デモ申し込み」のコンバージョンページ到達回数を表したレポートサンプルです。 (SiteTracker8 訪問者サマリにメトリックス「最後の新規訪問」「問合せ完了」「資料DL」「申込み完了」を加えたサンプル) 上のレポートを、ちょっと分かりやすい表現にしてみるとこんな感じ。