『SiteTrackerでの訪問数（セッション）の定義』

SiteTrackerでいう「訪問数」とは？

解析レポートによく出てくる指標として「訪問数」があります。
この「訪問（セッション）」はどのように定義してカウントしているのでしょうか？

この図で示す通り、訪問者がサイトに訪れた時から訪問が始まり、ページを遷移（リクエスト）するまでの時間が３０分未満、さらに次のページへの遷移がそこから３０分未満であればひとつの「訪問」がつづきます。
そして、そのサイトを離れるか、または次のページをリクエストするまでに３０分以上経過すると、そこで「訪問」が終了します。

図では、ページC→ページDの間が３０分以上過ぎたため、１訪問はここで終了。ページDからは２訪問となります。

ＳｉｔｅＴｒａｃｋｅｒのセッション化の設定画面をご覧下さい。

これは、「プロファイル設定」の「訪問者」項目にある「セッション化」を開いた画面サンプルです。
「訪問間隔時間の設定（分）」が「３０」になっています。
ここでセッション化を定義する時間間隔を分単位で設定します。

参考までに、セッション化を定義するためには同一（ユニーク）訪問者によるページの遷移でなければなりません。
セッション化設定画面の下方にはセッション化の設定を、デフォルトで定義されているIP＋UA（ユーザエージェント）以外で設定できるようになっています。
（パラメータや認証ユーザ名、Cookieによってユニーク訪問者の特定を行えるようになっています。）

このようにアクセス解析における「訪問」というセッション化ができることで、訪問における最初の閲覧ページや滞在時間、ページ経路、最後の閲覧ページ（離脱ページ）といったことが解析できるんですね。