コンバージョンに影響してくる手続きステップ
Webサイトの中における目的(GOAL)として、資料請求や会員登録、商品購入など訪問者にアクションをとってもらうことがあります。
コンバージョンを上げるのに、これらの資料請求手続きやカート手続きのステップには特に神経を使う部分ではないでしょうか?
右の図でいうと、手続き開始ページの部分から完了ページまでの流れのところですね。
今回はその手続きステップにポイントを絞ったシナリオ分析について、図の「手続きページ→完了ページ」の部分をどうやって分析するべきか、SiteTracker8のシナリオレポートによる2つの設定によって解析結果の違いをみながら確認してみたいと思います。
シナリオ分析とは?
まず、SiteTracker8のシナリオ分析レポートは、資料請求の際のフォーム入力ステップや商品購入手続きなどの直線的なステップの離脱状況やコンバージョンを解析する場合に活用できるレポートです。
シナリオレポートを活用する上で注意したい点は、「設定したステップ全てを通った訪問者が最終コンバージョン到達訪問者数としてカウントされるレポート」ということ。
つまり、ステップを飛ばして目的ページだけに来た訪問者はカウントされないということです。
単純にコンバージョンページに到達した訪問者や訪問の「数」をカウントしたい場合は、目的ページの訪問数や訪問者数を見ることで分かります。
シナリオレポートは、設定した全てのステップを1度は通って目的ページに到達した訪問者(または訪問)を解析するレポートです。
そのために、きちんと手順を踏む「直線的なステップ」の手続きページなどの解析にむいたレポートになります。
そして、それは「ステップからの離脱」状況を正確に計測することができるものになります。
で、2つのシナリオ分析とは?
シナリオレポートの設定に大きく2つの方法があります。
1.その時の訪問(セッション)でゴールまで到達したものを分析するもの(図1)と、
2.何回の訪問でも、最終的にゴールに到達したものを分析する方法(図2)です。
まったく同じログで解析したものですが、設定によってコンバージョン数(or率)が変わります。
図1 (その時の訪問で各ステップに到達したシナリオ分析レポート)
資料請求TOP:訪問者数=761
資料請求フォーム:訪問者数=152
資料請求完了:訪問者数=50(CVR:6.6%)
図2 (何回訪問しても各ステップに到達したものをカウントしたシナリオ分析レポート)
資料請求TOP:訪問者数=761
資料請求フォーム:訪問者数=181
資料請求完了:訪問者数=66(CVR:8.7%)
特にフォーム手続きなど、その時の訪問で完結して欲しい場合のシナリオステップは図1のレポートで分析します。
図2の方法では、例えばECサイトでカートに商品を入れたままにして、次の訪問の際に決済に進む、なんてこともあると思いますが、その時の訪問内の完結にこだわらず、最終的にどれくらいコンバージョンに至ったのかをみるという場合に活用できるのではないでしょうか。
どちらを指標とするべきか?
これは「決めの問題」と言えばそれまでですが、どちらの指標で計測するかによって得られる解析結果と対策は変わってきますよね。
基本的には、図2の何回訪問しても各ステップに到達したものをカウントするシナリオ分析をおこなう方が良いでしょう。
図1の、その時の訪問内で各ステップに到達したシナリオ分析は、図2との比較として見ると良いと思います。
例えば、2つを比較して・・・
図1によるコンバージョン数:50人
図2によるコンバージョン数:66人
請求フォームステップ時点での差29人とコンバージョン数の差16人は、何らかの理由で再訪問し、リトライしたうえで最終の手続きに至った。と仮定できますね。
ナゼだろう?と調べていけば、ボトルネックとなるステップがどれで、どういう理由なのかが、もう少し具体的に見えてくることもあるのでは。。。
こんな機能もあるってことで、うまく活用できる方法など見つけてみてください。

コンバージョンを上げるのに、これらの資料請求手続きやカート手続きのステップには特に神経を使う部分ではないでしょうか?
右の図でいうと、手続き開始ページの部分から完了ページまでの流れのところですね。
今回はその手続きステップにポイントを絞ったシナリオ分析について、図の「手続きページ→完了ページ」の部分をどうやって分析するべきか、SiteTracker8のシナリオレポートによる2つの設定によって解析結果の違いをみながら確認してみたいと思います。
シナリオ分析とは?
まず、SiteTracker8のシナリオ分析レポートは、資料請求の際のフォーム入力ステップや商品購入手続きなどの直線的なステップの離脱状況やコンバージョンを解析する場合に活用できるレポートです。
シナリオレポートを活用する上で注意したい点は、「設定したステップ全てを通った訪問者が最終コンバージョン到達訪問者数としてカウントされるレポート」ということ。
つまり、ステップを飛ばして目的ページだけに来た訪問者はカウントされないということです。
単純にコンバージョンページに到達した訪問者や訪問の「数」をカウントしたい場合は、目的ページの訪問数や訪問者数を見ることで分かります。
シナリオレポートは、設定した全てのステップを1度は通って目的ページに到達した訪問者(または訪問)を解析するレポートです。
そのために、きちんと手順を踏む「直線的なステップ」の手続きページなどの解析にむいたレポートになります。
そして、それは「ステップからの離脱」状況を正確に計測することができるものになります。
で、2つのシナリオ分析とは?
シナリオレポートの設定に大きく2つの方法があります。
1.その時の訪問(セッション)でゴールまで到達したものを分析するもの(図1)と、
2.何回の訪問でも、最終的にゴールに到達したものを分析する方法(図2)です。
図1(その時の訪問で各ステップに到達したシナリオ分析レポート)
図2(何回訪問しても各ステップに到達したものをカウントしたシナリオ分析レポート)
まったく同じログで解析したものですが、設定によってコンバージョン数(or率)が変わります。
図1 (その時の訪問で各ステップに到達したシナリオ分析レポート)
資料請求TOP:訪問者数=761
資料請求フォーム:訪問者数=152
資料請求完了:訪問者数=50(CVR:6.6%)
図2 (何回訪問しても各ステップに到達したものをカウントしたシナリオ分析レポート)
資料請求TOP:訪問者数=761
資料請求フォーム:訪問者数=181
資料請求完了:訪問者数=66(CVR:8.7%)
特にフォーム手続きなど、その時の訪問で完結して欲しい場合のシナリオステップは図1のレポートで分析します。
図2の方法では、例えばECサイトでカートに商品を入れたままにして、次の訪問の際に決済に進む、なんてこともあると思いますが、その時の訪問内の完結にこだわらず、最終的にどれくらいコンバージョンに至ったのかをみるという場合に活用できるのではないでしょうか。
どちらを指標とするべきか?

基本的には、図2の何回訪問しても各ステップに到達したものをカウントするシナリオ分析をおこなう方が良いでしょう。
図1の、その時の訪問内で各ステップに到達したシナリオ分析は、図2との比較として見ると良いと思います。
例えば、2つを比較して・・・
図1によるコンバージョン数:50人
図2によるコンバージョン数:66人
請求フォームステップ時点での差29人とコンバージョン数の差16人は、何らかの理由で再訪問し、リトライしたうえで最終の手続きに至った。と仮定できますね。
ナゼだろう?と調べていけば、ボトルネックとなるステップがどれで、どういう理由なのかが、もう少し具体的に見えてくることもあるのでは。。。
こんな機能もあるってことで、うまく活用できる方法など見つけてみてください。
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