Webサイトはマルチエントランス
検索エンジンの発展とともに、検索してWebサイトに訪れる訪問者はいろんなページが入口となって訪問する傾向が高くなりました。
このようにサイトの全てのページが入口となる可能性があるという考えを「マルチエントランス」といいます。
今は、このマルチエントランスの考えを意識してWebコンテンツ制作やSEO対策を行うようになってきています。
つまりWebサイトにおいて入口となるページは重要であり、アクセス解析で検証する上でも入口となるページの状態を計測することは必要なことでしょう。
一般的に最初の閲覧ページ(入口ページ)の解析では、そのページの訪問数や直帰率、そのページの参照元やキーワードなどが挙げられます。
今回は、ちょっと面白いレポートを作ってみましたのでご紹介します。
カスタムメトリックスを使って入口からの「訪問進度」を見てみよう
このレポートはSiteTracker8の「最初の閲覧ページサマリ」に、直帰訪問者数をメトリックスに追加し、さらに「ページビュー数」をカスタムメトリックス※として追加したレポートです。
各入口となったページ別に、その訪問者の訪問あたりのページビュー数を2ページビュー、3ページビュー・・・と加えていったレポートです。
これで「訪問してから何ページまで閲覧する傾向があるものか」を入口ページ別に参考にできるのではないでしょうか。
訪問者のサイト内への進み具合(進度)=興味の深さ?と仮定してみていくと、それぞれ傾向が取れて面白い。
<レポート設定例>
基本レポート:最初の閲覧ページサマリ追加メトリックス:直帰訪問者
カスタムメトリックス「2Page」:フィルタ「閲覧されたページ数:2」
以下同様にカスタムメトリックスで閲覧されたページ数を3、4、5・・・と追加
キーワードをクロスさせてニーズと興味度合いも見れないだろうか
さらに検索キーワードをクロスさせて、キーワード別の最初の閲覧ページごとの訪問ページビュー数で傾向を見れば、キーワードと入口ページの組み合わせで、訪問者の求めて来たものとその興味度合いを探ることができるのではないでしょうか。
※「カスタムメトリックス」はSiteTracker8 Premierシリーズで使用できる機能です。
サンプルレポートはSiteTracker8 Premier for SQLiteを使ってます。
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